肥満症とは

肥満症とは、体脂肪が必要以上に体内に溜まってしまっている症状のことを指します。

脂肪もある程度までは人体にとって必要ではあるものの、それが度を越して体内に溜まることになれば、内蔵や血管を圧迫することになって様々な悪影響を与えることになるので、必要以上に体脂肪が溜まってしまう状態は避けなければならないのです。

この肥満症になってしまう最大の要因は、やはり動物性タンパク質の摂り過ぎによるもので、特に肉食に偏っているような人がこの肥満症に陥りやすいのは、肉というものは脂肪分の多い動物性タンパク質の塊のような食品であるために、この肉食の多用によって必然的に動物性タンパク質の過剰な取り込み状態、というパターンになってしまうためなのです。

このために、肉を食べる際にはその三倍は野菜を食べなければならない、と言われているくらいで、これは要するに、肉による動物性タンパク質と脂肪の摂り過ぎを、野菜の大量摂取によって中和させるためということであるわけです。

このように、よく肉食をしてはいても、この大量の野菜摂取で中和するということを心掛けていれば、そうそう動物性タンパク質と脂肪の過多という状態にはならずに済むのですが、如何せん、肉食指向の人の中には野菜嫌いの人が少なくないために、肉ばかり食べて野菜は食べないという偏食をしていることで、動物性タンパク質と脂肪の大量摂取が食習慣となってしまい、このために体脂肪過多の肥満症という症状になってしまっている、という場合が少なくないのです。

この肥満症になってしまうと、息切れしやすく疲労しやすい、スタミナ、持久力がない、また、ひどくなると高血圧症になりやすいなど、身体の健康にとってマイナスである症状が次々に現れてくることになります。これは要するに、内臓や血管を圧迫してしまって、内臓や血管にとって好ましくない状態を作りだしている、という肥満症から発しているものであるためで、その元から断って行かなければ、そうした不健康な症状を改善することはできないのです。

現代の日本では、食生活の欧米化によって、こうした肉類や乳製品を大量に摂取するという食習慣が身に付いてしまってきているために、その必然的な副産物とも言える動物性タンパク質や脂肪の摂取過多というものが、どうしても発生してしまうわけなのです。近年になって欧米社会では、穀物と野菜、海産物による日本の伝統的な食習慣というものが、健康食として大いに着目されているのですが、この日本の伝統的な食習慣には、動物性タンパク質の摂取過多を促すようなものがないために、文字通りに健康食としては非常に優れたものとなっているのです。